低空飛行イエロールートを飛ぶ米軍機





山腹をかすめて飛ぶ米軍電子戦機EA6B(2006.3.21 13:16 浦田龍次さん撮影)

大分県湯布院町は、米軍の低空飛行ルートの一つイエロールートの下にある。
3月21日に湯布岳の山腹をかすめて飛ぶ米軍電子戦機の姿を、湯布院の浦田龍次さんが撮影した。一目でEA6Bとわかる明瞭な映像だ。

この1年余りのうちに、米軍機の低空飛行は激減している。減っているのはFA18で、EA6Bは相変わらず低空飛行を行っている。
米軍が低空飛行による侵入と攻撃という戦術を廃棄したのではなく、FA18の低空飛行の多くがシミュレーターによって代替されている可能性が高い。

EA6Bは、岩国の海兵隊MAG12と厚木の艦載機部隊CVW−5に4〜5機ずつ配備されている。イエロールートを飛ぶのは、岩国配備の機体である可能性が高い。

(RIMPEACE編集部)


低空飛行ルート(日本全国が低空飛行訓練基地に リムピース編)


浦田さんたちが立ち上げている米軍基地と日本をどうする ローカルNET大分・日出生台には、2006年1月からの日出生台での6回目の米軍演習に対する監視と抗議活動についての詳細な記録も載っている。那覇軍港や横浜ノースドックで「貨物」として積みこまれる155ミリ榴弾砲の「本来の姿」がナマナマしい。


'2006-3-23|HOME|