ケーブル切断事故裁判、証言から(3)



 ロイター通信・AP通信の報じる記事から、イタリア・ゴンドラ事故のパイロットに対する軍事裁判での証言内容を紹介する。


 ケーブルを切断するコースに入る直前に、事故機はコースを誤り、予定していなかった谷筋に入っていった。ナビゲーター(もう一人の被告)が気づき、尾根を越えて予定のコースに戻ったところでゴンドラのケーブルを切断した。

 事故機のパイロットは、低空飛行訓練を行うのは7ヵ月ぶりだった。

 事故機が切断したケーブルは、地元イタリア軍パイロット達には「殺人者」と呼ばれていた。彼らもその近辺を飛んでいたが、たまたまそれに引っ掛からなかっただけだ。

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