空母2隻が「行き掛けの」演習


日本海を7月末に駆け抜けたコンステレーションは、シンガポールに入港している。また、7月末に
パースを出港したキティーホークは、タイ、マレーシア、シンガポール、インドネシアとの個別合同
演習(CARAT)を終えてタイのパタヤビーチに入港している。キティーホーク空母戦闘群の司令官が
12日にインタビューに答えるなかで明らかになった。(99 .8.14 星条旗新聞、AP配信)
一方、第7艦隊のニュースレリースによれば、この2隻の空母は、マレーシアに近い南シナ海で2日間
にわたり空母戦闘群同士の通信訓練や機動訓練などを行っている。
コンステレーションの艦載機が、嘉手納、普天間にほとんど飛来しなかったことから、沖縄近海で
ウロウロすることもなく、日本海を一気に駆け抜けた勢いで、南シナ海まで突っ走り、中国・台湾間の
緊張やスプラトリー諸島問題にからめて「存在の誇示」をしていたものと思われる。
キティーホークは、このあと横須賀に25日に入港予定。コンステレーションは、今ペルシャ湾にいる
テオドア・ルーズベルトと交代するために、湾岸に向かう。

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