タンデムスラスト演習以降の第7艦隊の動き
米・オーストラリア中心の合同演習タンデムスラストは、99年3月末に終了した。
この演習に参加していた横須賀・佐世保の艦船の動きは以下の通り。
- 揚陸艦フォート・マッケンリーは、4月9日に佐世保に帰港した。
- 揚陸指揮艦ブルーリッジは4月11日に、イージス巡洋艦ビンセンスとモービルベイはそれぞれ14日、15日に横須賀に戻ってきた。ブルーリッジは直ちにドック入りしている。
- 空母キティーホークは、4月3日から6日までグアムに滞在したあと、タイやシンガポールとの合同演習の予定をキャンセルしてペルシャ湾に向かった。ペルシャ湾にいる空母が、ユーゴスラビア攻撃のために地中海に回るので、湾岸に「空母の空白」が起きるのを防ぐ意味合いだ。巡洋艦チャンセラーズビルと駆逐艦カーティス・ウィルバーが随伴している。キティーホークの横須賀帰港予定は8月末か9月初めという連絡が、横須賀基地のスポーツ担当者のところに入っているという。横須賀基地のソフトボール大会の実施時期についての空母側からの要望のメールにあったそうだ。
(星条旗新聞99.4.16)