原子力空母カールビンソン、沖泊りで横須賀入港





5月10日、上空を報道のヘリが飛ぶ横須賀港の沖合いに、空母カールビンソンは大きな姿をあらわした。吉倉の監視ポイントにはマニア、テレビクルーが入り乱れて到着を待っていた。朝8時20分、横須賀基地の丘の影から現れた空母は、港外で錨を下ろした。
横須賀の平和船団のボートに便乗して、カールビンソンのすぐ近くまで行った。艦載機はFA18、S3が目だったが、その他EA6B、E2C、SH60ヘリも飛行甲板に並んでいた。
日本の船舶関係の業者が連絡船を出し、黄色い旗を掲げて空母に向かった。空母からは乗組員の一部が上陸するためにその船に乗り移っていた。
カールビンソンの近くまで行く途中に、キティーホークの姿が見えた。8,9番バースにとまっていたが、いずれドライドックに入り大規模な修理を行うとのこと。その関連でカールビンソンは、しばらく日本近海にとどまると見られている。

(RIMPEACE編集部)



カールビンソンに近づき、"Vinson No Thank"の旗を掲げる平和船団。

'2003-5-10|HOME|