イージス艦が並ぶ3月2日の横須賀





空母キティーホークは2月末にはペルシャ湾に到着したようだ。空母5隻の消息を伝える米国のメディアの表現が「ペルシャ湾に向かっている」から「ペルシャ湾に着いた」に変わっている。2月11日ころ沖縄海域を離れたから、それほど急いで駆けつけたという感じでもない。
キティーホークに随伴しているのは、2月中に一度も横須賀で確認されなかった、巡洋艦カウペンス、駆逐艦JSマケイン、フリゲートのバンデグリフト、ギャリーだと推定される。タンカーのラパハナックはおそらくインド洋まで補給を担当したあと艦隊と分かれたのだろう。2月27日に佐世保に戻ってきた。今度は日本近海での給油活動を行うのだろうか。
3月一日に、カールビンソンの随伴艦アンティータムが横須賀に入港中であることが、市民グループによって確認された。写真は、3月2日の横須賀基地の艦船たちだ。手前からカーティスウィルバー(DDG54)、チャンセラーズビル(CG62)、アンティータム(CG54)、ブルーリッジ(LCC19)。奥の第10バースにもビンセンスと思われる巡洋艦がいた。
キティーホークがイラク攻撃に出かけたあとも、4隻のイージス艦が待機中の横須賀基地は、北朝鮮に焦点を合わせていると見られる。

(RIMPEACE編集部)


'2003-3-2|HOME|