キティーホーク、検査のため出港


イラク戦争に参加した後、5月6日に横須賀に帰港して半月後にドック入りした空母キティーホークは、ドックから出たあとも横須賀基地の8−9番バースで修理の仕上げを行っていた。
5ヶ月弱の修理の検査のため、10月13日午前、キティーホークは横須賀を出港した。検査航海の場合、大体4日以内に一端戻り、その後約1週間横須賀に居て、その後1ヵ月を超える航海に出るのが通常のパターンだ。恐らく数日で横須賀に戻ってくるだろう。
本日の空母の出港は、予定よりも三時間近く遅れた。随伴艦の巡洋艦カウペンス(CG63)が滑るように出港したのが朝7時10分。カウペンスはその後三時間以上待機させられる。空母の側に、原因は不明だがなにか問題があったようだ。



9時50分、消磁ラインの外で待機していた原潜が、米軍のタグボートに付き添われて入港。その後空母の巨体が動き出した。時間は10時20分だった。横須賀港の真中で方向転換したあと、タグボートを離したキティーホークは、ゆっくりと出ていった。横須賀基地の山陰に消えたのは11時近くだった。



(RIMPEACE編集部、写真も)


'2003-10-13|HOME|