2月17日朝、横須賀を出港したチャンセラーズビル(CG62)が27日、沖縄・ホワイトビーチに入港した。空母キティーホークも17日に出港する予定だったが、スチーム系の故障が見つかり、一日遅れて横須賀を出港した。
当初同行したと見られるのは、チャンセラーズビル以外にはCG49ビンセンスだけだった。もう一隻のイージス巡洋艦カウペンス(CG63)は、1月末からドライドックに入っていて、現在もドック入りのままだ。
一方、ビンセンスも26日に横須賀に戻ってきた。空母の直衛艦たるイージス巡洋艦では、チャンセラーズビルだけが横須賀を出ている状況だ。この直衛艦が沖縄に入港したということは、近くに空母がいると見ていい。
キティーホークは、22日に大島沖の訓練海域で報道陣に訓練を公開したが、その後南下して、一ヵ月前にMulti−Sail演習が行われた沖縄近海に来ていると見られる。
横須賀常駐のその他の艦船では、駆逐艦オブライエンと、イージス駆逐艦が一隻、港を離れている。これらの2隻がビンセンスと交代して空母に随伴しているのではないだろうか。
(RIMPEACE編集部)