キティーホーク、香港へ

香港発のAFPニュースによれば、空母キティーホークが25日に香港入港の予定だ。ただし、濃霧とスモッグのために、香港港の船の出入りが制限されていて、キティーホークの到着も少なくとも 4時間は遅れる、とのことだ。

キティーホークは2月10日、巡洋艦カウペンス、給油艦ジョン・エリクソンとともに横須賀基地を出港した。その後14日までは、大島沖の訓練海域にいたようだ。厚木に頻繁に空母連絡機C2が飛来していた。
その後空母は沖縄近海に向かった。15日以降は嘉手納基地にC2や空母艦載のヘリが毎日現れるようになった。2月下旬に入って、空母は南下を開始し、25日に香港に入港するスケジュールとなっている。

空母が香港に入港する25日に、給油艦ジョン・エリクソンは佐世保に入った。その他の随伴艦は大挙して香港に寄港した模様だ。改修工事中のチャンセラーズビル、カーティスウィルバーと、インド・ゴア港を訪問したブルーリッジ以外の横須賀常駐艦が全て、香港に向かったという情報もある。

AFPによれば、キティーホークは香港に接岸はせず、短い沖泊まりの予定だ。その後の進路は不明だが、給油艦が佐世保に来ていることを考えると、香港を出港したあと、北上して韓国方面に向かう可能性が高い。

(RIMPEACE編集部)


2005-2-25|HOME