キティーホーク、フォールイーグル演習へ


ヨコスカから佐世保へ。補給艦ナイアガラフォールズも空母艦隊の補給に動く(2005.3.9 撮影)

キティーホークの艦隊は、フォールイーグル演習参加の前に、沖縄近海から本州南方海上で訓練を重ねている。

3月7日付けの星条旗新聞は、韓国軍当局者の話しとして、キティーホークと沖縄海兵隊が米韓合同演習フォールイーグルとRSOIに参加する、と報じた。

佐世保には、演習前に補給艦の寄港が頻繁に行われている。給油艦ジョン・エリクソンは空母と同時にヨコスカを出港、4日後にいったんヨコスカに戻った後に再出港、そして2月25日〜28日、3月4日〜7日と続けて佐世保に寄港している。
2月末にヨコスカに短期寄港した戦闘補給艦ナイアガラフォールズは、キティーホークの香港出港とタイミングを合わせるように出港し、こんどは3月9日から11日に佐世保に寄港している。さらに弾薬補給艦キスカも11日に佐世保に入った。

一方、キティーホーク艦載の連絡機C2が2機、空母が香港を出港後連日、嘉手納基地と空母の間を往復している。空母が沖縄から近い場所に居ることを示している。
佐世保を中心とした補給艦の動きは、米韓演習参加前に空母艦隊が動き回って、補給がハイピッチで進められていることを物語っている。

空母はまもなく韓国に近づき、合同演習参加の態勢を整えると見られる。

(RIMPEACE編集部)


キティーホークに向けて嘉手納を離陸する、2機の空母連絡機C2(2005.3.6 撮影)

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