キティホークの航跡推定図('98.10.16〜11.13)

 釜山を出港して、いったん沖縄近海に向かったキティーホークは、10月21日には浦項の東海上に位置した。ここで米韓合同演習フォールイーグルに参加。艦載機は対地攻撃などの演習項目をこなした。同時に実施された艦隊戦闘実験Dにもキティーホークは参加している。

 フォールイーグル演習が終了した翌日の11月5日、キティーホークは日本海を東に向けて動きだした。海上自衛隊との年次合同演習ANNUALEXに参加するためだ。空母は5日中に能登半島の北の海上に達し、6日には佐渡の近海にいる。

 浦項沖から移動したキティーホークは、11月5日には能登半島沖に現れた。9日まで能 登半島沖から佐渡沖を回遊していたが、10日には再び移動を始めた。11日に津軽海峡 を通過して太平洋側に出て、13日に横須賀に帰港した。 海自との合同演習に参加したのは、第7艦隊の発表によれば空母の他にイージス巡洋艦モ ービルベイ(12日横須賀帰港)、同チャンセラーズビル、駆逐艦オブライエン、フリゲ ート艦バンデグリフト、油送艦グアダルーペ、原潜キーウェスト(以上、13日帰港)、 原潜コロンビア(10日佐世保寄港)、駆逐艦JSマケイン(13日仙台寄港)の各艦船だ。 キティホークに展開していた艦載機は、10日と12日に大挙して厚木に戻ってきた。

(98年11月13日現在)


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