キティーホークは2月9日、沖縄近海の待機ステーションから中東に向けて南下を開始した。嘉手納に展開している2機の空母連絡機C2の飛行パターンが9日から変化した。嘉手納から南南西に向かった模様だ。11日現在、まだ嘉手納にC2が戻ってくるので、空母はまだそれほど遠くには行っていないと推定される。横須賀から来る巡洋艦・駆逐艦が追いつくのを待っているのではないだろうか。
補給艦と戦闘艦の速度差を15ノットとすれば、900海里差を60時間で追いつくことになる。
9日午前の時点では横須賀にまだ巡洋艦ビンセンス、駆逐艦カッシング、オブライエンが居たが、10日朝に出港した。2月12日ころにはキティーホーク機動部隊を構成する全艦が、南シナ海で合流すると思われる。
揚陸指揮艦ブルーリッジは小樽訪問中だ。横須賀に残っているのは、巡洋艦チャンセラーズビルと駆逐艦カーティスウィルバーだけだ。
(RIMPEACE編集部)