艦船の動きが(珍しく)激しい横浜ノースドック


ノースドックに入港する、双胴の音響測定艦(右)(12.19朝撮影)
左はコリーショウエスト、真中はグリーンポイント

12月13日朝、貨物船「かりゆし」が横浜ノースドックから海兵隊の車両などを運び出した。 北富士で行われた沖縄海兵隊の榴弾砲実射演習にもちいた器材だ。
続いてミサイル追跡艦オブザベーション・アイランドが12月15日朝入港、翌日には出港した。
18日夜、車両運搬艦グリーンポイントが川崎港扇島埠頭からノースドックに移動。ノースドック先端に置かれていた10台ほどの工作車両などを積みこみ、迷彩トラックなどやはり10両ほどを下ろした。
翌19日昼、グリーンポイントは大黒T3埠頭に移動。同日夜には出港して名古屋港に向かった。


グリーンポイント入港前(17日)と出港後(19日)のノースドックの埠頭

大型船の動きは以上の通りだが、今話題の低周波ソナーに関係する船が2隻、長期に滞在している。一つは音響測定艦エフェクティブで、11月20日にノースドックに入港、12月15日以降に一端出港したが19日朝、戻ってきた。もう一隻は、海洋調査船コリーショウエストで、12月8日にはノースドックに入港していた。この2隻はセットで行動している可能性が大きい。11月中旬に沖縄周辺海域で行われた日米合同演習にもともに参加している。

(RIMPEACE編集部)


'2003-12-20|HOME|