横浜ノースドックにまた大型補給艦入港


ノースドックに入港した戦闘補給艦コンコルド(2.11撮影)

1月20日にサンノゼ(T-AFS 7)が出たばかりなのに、2月11日に同型の戦闘補給艦コンコルド(T-AFS 5)が横浜ノースドックに入港していた。煙突から煙が出ていること、オイル船が横付けされていることなどから、入港直後と見られる。
この型(マーズ級)の補給艦はMSCに三隻在籍していて、いずれもノースドックに2002年以降に入港している。もう一隻はナイアガラ・フォールズ(T-AFS 3)だ。RIMPEACEの資料では、この三隻がノースドックに入るときは「長期滞在」で、2週間以上停泊している。逆に、他の港には空母に随伴しているときに数日間入ることはあっても、2週間以上の在港は2000年11月の佐世保までさかのぼらないとない。
コンコルドに関して言えば、2001年と2002年にいずれも6月から7月にかけてノースドックに入港していた。一年サイクルの寄港(MSC極東司令部訪問)だが、恐らくイラク戦争の影響だろう、2003年は入港しなかった。今回の入港は、7ヵ月ずれた入港とも言える。

(RIMPEACE編集部)


'2004-2-12|HOME|