横浜ノースドックに、音響測定艦が2隻停泊中


Eバースに停泊中のインペッカブル(右)と、Bバースのビクトリアス(左)(04.6.9撮影)

双胴の音響測定艦ビクトリアス(T−AGOS 19)が6月9日朝、横浜ノースドックのBバースに停泊していた。乗組員の動きから見て、入港したばかりという印象を受けた。同船のノースドック寄港は、2001年3月以来だ。

ノースドックのEバースには、6月3日に入港した音響測定艦インペッカブル(T−AGOS 23)も停泊している。ノースドックに音響測定艦が2隻入港するのは、アサーティブとエフェクティブが2日間いっしょにいた2003年4月以来のことだ。

ビクトリアスはノースドックに来る前に、佐世保に6月4日に入港し、5日に出港している。佐世保では音響測定艦の入港は昨年5月末から6月初めのアサーティブの短い入港以来のことだった。佐世保基地には最近、音響測定艦はほとんど来ないが、海洋調査船は「掃いて捨てる」ほど頻繁に寄港する。一方、横浜にはコリー・ショウエスト以外の海洋調査船(白い調査船)は寄りつかない。同じMSC所属の艦船だが、音響測定艦は横浜に、海洋調査船は佐世保に、という棲み分けがはっきりしてきた。

(RIMPEACE編集部)


'2004-6-9|HOME|