8月19日、みなとみらいヘリポートに緊急着陸した横田基地のUH1は、その場での修理がうまくいかず、20日夜、米海軍のバージに載せられて、対岸の横浜ノースドックに運ばれた。
25日昼、試運転のためにノースドックのヘリポートでローターを回転する音が、みなとみらい地区に響き渡っていた。それでも、ヘリは離陸できなかった。
9月10日、ランドマークタワーから見下ろすと、陸軍の浮き桟橋セットが保管されている場所の近くに、「横田塗装」のUH1が居た。ヘリポートからだいぶ離れたところで、飛行する気配もない。昨日今日に飛んできて翼を休めているのではないことは、すぐにわかる。
ノースドックでの修理がどうしてもうまくいかずに、部品の来るのを待っているのか、それとも船便でどこかに送り出すための待機なのだろうか。
(RIMPEACE編集部)