インペッカブル,横浜に4時間入港の訳は?


12時に入港したインペッカブル。埠頭の5つのブツに注意(11.24 撮影)


16時に出港したインペッカブル。埠頭のブツは無くなっている(11.24 撮影)

18日に横浜ノースドックを出たばかりの音響測定艦インペッカブルが、奇妙なことに24日に一時寄港した。12時に入港して16時出港だから、正味4時間の滞在だ。

一体何をしに戻ってきたのだろうか。病人が出たというわけではなさそうだ。それならば、わざわざ横浜港まで東京湾を入って来ずに、どこか最短距離の港に入ればいいから。
入港前から、停泊予定のノースドックEバースには、5個のカバーがかかったリールのようなものが並んでいた。出港時には無くなっていたから、これを積みこむために戻ってきたと思われる。

リールにまきつけてあるのは、パッシブソナーを曳航するロープか、それとも低周波アクティブソナーを吊り下げるロープだろうか。
いくらなんでも積み忘れということはないだろうから、航海の途中で何らかの事故で切れたということも考えられる。情報収集艦は、よくわからない動きがをすることがあるが、今回もその一つなのだろうか。

(RIMPEACE編集部)


インペッカブルの動きとは関係ないが、陸軍舟艇の修理が進んでいる。小型タグと中型揚陸艇にカバーがかけられている。(11.24 撮影)

'2004-11-25|HOME|