ミサイル追跡艦、1年ぶりで横浜に


横浜ノースドックEバースに接岸中のオブザベーション・アイランド
右は音響測定艦ロイヤル、奥は備蓄中の陸軍揚陸艇(LCU)


1年前にノースドックに寄港したときは、大きなレドームを2つ背負っていた。改修後は煙突が長く見える。

1月4日14時半、横浜ノースドックに1年ぶりに、ミサイル追跡艦オブザベーション・アイランドが入港した。前回は04年1月13〜17日に寄港している。

2002年11月以来ほぼ1年間隔で入港するから、最近のノースドックへの寄港はミサイル実験観測とは直接の関係は無く、MSC極東司令部との連絡や休養・補給のためだろう。
1年前に来た時は、衛星通信用の巨大なレドームを2つ、煙突の前に装備していた。小さなレーダーに換装して、外見がだいぶ変わった。
その後、沖縄や佐世保には寄港していたが、改修後にノースドックに寄港するのは初めてだ。

上部のレドームは取り外したが、この船の最大の特徴であるミサイル追跡用の2つの巨大なアンテナは、艦の後部に上下に並んだままだ。MDでミサイル探知役を勤めるイージス駆逐艦3隻は、クリスマス休暇に入って以降、横須賀に入ったままだ。オブザベーション・アイランドまで横浜に入港し、米海軍のミサイル探知は当面お休み状態に近い。



ベイブリッジをくぐり、ノースドックに接近するオブザベーション・アイランド
港内遊覧船と同じ色だが、ミサイル追跡の第一線にいる軍艦だ

(RIMPEACE編集部、写真はすべて05.1.4 撮影)


'2005-1-4|HOME|