コリー・ショウエストまでやってきた横浜ノースドック


オブザベーション・アイランドをはさんで、左にコリー・ショウエスト、右にインペッカブル(05.1.7 撮影)


ノースドックのDバースに寄港したコリー・ショウエスト(05.1.7 撮影)

1月4日にミサイル追跡艦オブザベーション・アイランドが横浜ノースドックに入港したと思ったら、今度は海洋調査船コリー・ショウエストがやってきた。新型の低周波アクティブソナーのテストベッドだった船だ。

音響測定艦インペッカブルが就役したら、この任務を移管してMSCとの契約を切られるはずだった。98年10月から5年間の契約で、その後1年延長されていた。それが、MSCの契約のページによれば、また4年間契約が延長されていた。MSCからの解約条項がついているが、これは以前の契約も同じことだ。

インペッカブルはとっくに就役して、ノースドックに居ついたようになっている。現に今も上掲写真に見られるように、ノースドックに一緒に停泊している。新型の低周波アクティブソナーを積みこむ艦が、インペッカブル1隻では不足だという事態にでもなったのだろうか。

一方の当事者のインペッカブルは、昨年12月4日以来1ヵ月以上ノースドックに寄港したままだ。それでも動き出す兆候が少し見え出した。救命ボートを下ろすテストをしたり、大きな梱包をいくつも積みこんだりしている。

(RIMPEACE編集部)


救命ボートはすぐに引き上げられた。梱包の積みこみは、少なくとも1時間は続いた(05.1.7 撮影)

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