交代でノースドックに居続ける音響測定艦


2月22日11時過ぎ、音響測定艦エフェクティブがノースドックに入港した

2月21日に、音響測定艦インペッカブルが出港し、グレーのT−AGOSの連続在港日数が途切れたと思ったら、その翌日、エフェクティブが舞い戻ってきた。

昨年11月29日に音響測定艦ビクトリアスが横浜ノースドックに入港、12月4日にはインペッカブルが入港した。ビクトリアスは12月6日に出港したが、その後はインペッカブルとエフェクティブが同時もしくは交代でノースドックに停泊している。また、12月14日から1月5日までは、これまで大西洋艦隊に配属されていた音響測定艦ロイヤルも寄港している。

2月21日まで連続85日、音響測定艦がかわるがわる停泊し、その直後にまたエフェクティブが入港した。これほど音響測定艦が停泊するのは、少なくともこの10年間では初めてのことだろう。主な原因は最新の音響測定艦インペッカブルが85日のうち74日停泊していることだが、その他の音響測定艦の寄港も多い。

この寄港増の傾向を見ると、横浜ノースドックは、太平洋艦隊に配属された音響測定艦たちの準母港となっているといえる。

(RIMPEACE編集部)


2月21日に出港するまで、ノースドックの先端にインペッカブルが停泊していた。手前のコリー・ショウエスト
とともに、「くじら殺し」の新型低周波ソナーを装備していると思われる艦だ。(05.2.15 撮影)


2005-2-22|HOME