今度こそ退役? コリーのアンテナ工事


MSCにチャーターされている海洋調査船コリーショウエストのメーンマストが覆われていた(05.6.22 撮影)


マストには軍用アンテナが並んでいた(05.6.13 撮影)

6月22日の横浜ノースドック。音響測定艦インペッカブルと海洋調査船コリーショウエストは、同じ位置で泊っていた。ただ、コリーショウエストのメーンマストに工事用のネットが張られていた。

これまで何度も触れたように、コリーショウエストは「くじら殺し」の新型低周波アクティブ(LFA)ソナーの実験艦だった。とっくにMSCとの契約が切れていてもおかしくないのに、後継艦のインペッカブルが就役しても、契約が更改されてきた(60日前予告での解約条項付きだったが)

この2隻は、4月から5月にかけて、沖縄近海にいたと推定される。そして6月に入り横須賀、そして横浜と行動をともにしている。そろそろ引継ぎが終わり、コリーショウエストの退役が近づいたのではないだろうか。マストを覆っているネットが外された時に、アンテナ類が撤去されていたら、退役が本決まりとなったサインといえる。

(RIMPEACE編集部)


2005-6-23|HOME