オブザベーション・アイランドがノースドック入港


9月10日昼に入港したミサイル追跡艦オブザベーション・アイランド。左は給油艦のチペカヌー(9月10日撮影)

台風14号が北に去り、佐世保方面から台風避難で横浜ノースドックに入っていた船が大部分出港した。一番早かったのは海洋調査船デニータイドとブルースCヘーゼンで、8日に出港した。この日は以前からノースドックにいたコリー・ショウエストも出港した。

翌9日には高速貨客船ウェストパック・エクスプレスとオーシャンタグのアイランド・スカウトが出港した。このタグが引っ張ってきたと見られるバージは、そのままノースドックのCバースに残されている。

10日には海洋調査船ボーディッチが消え、バージのほかに残ったのは大型の給油艦チペカヌーだけとなった。このタイプの給油艦は、空母とともに行動することが多く、空母が入港するとしばらく横須賀に停泊することがある。今回は横須賀が混み合っているためにノースドックに来たと考えられ、他の台風避難の艦とは動きが異なるようだ。

ノースドックのバースが空いたところに、ミサイル追跡艦オブザベーション・アイランドが入ってきた。8月30日〜9月2日まで佐世保にいた船で、台風14号は外洋でやり過ごしたあと、ノースドックに入ってきたものだ。今年の1月初めに入港したときは1年ぶりだったが、今回はそれほどのインターバルではない。

(RIMPEACE編集部)


ベイブリッジをくぐって出ていく海洋調査船ブルースCヘーゼン


出港するコリー・ショウエスト。後方にはオーシャンタグとボーディッチが見える。(9月8日撮影)


'2005-9-10|HOME|