3隻の音響測定艦が並ぶ横浜ノースドック(1月11日 撮影)

横浜ノースドックに音響測定艦がまた入港、3隻に

横浜ノースドックに、11日午前に音響測定艦ビクトリアスが入港した。前日に入港したロイヤル、この日、バースを移動したインペッカブルと合わせて、3隻の音響測定艦がノースドックに並んでいる。

ビクトリアスは、喫水線のうえに緑色の藻のようなものがこびりついている。インペッカブルが5日に入港したときも同じだった。今もこの2隻は船首の2つの錨はさび、船腹もさびで茶色に汚れている。
一方ロイヤルは、ドックから出てきたばかりのように、船体に汚れは見られない。

これらの汚れからみると、ビクトリアスもインペッカブルも長期の海上任務についていたと思われる。この2隻は、12月下旬にそれぞれ那覇軍港に短期の入港をしている。任務の途中に那覇軍港により、補給を行ったと推定される。
ロイヤルはグアムあたりでクリスマスから新年の休暇を過ごし、その間に船体の清掃などをおこなってきたのだろう。自転車並みの速度の船だが、一週間も走りつづければグアム・横浜間2,500kmは走破できる。

ロイヤルはBバースに移動して、ケーブルの巻取りを始めた。ビクトリアスやインペッカブルに替わって、洋上任務につく日が近いのだろう。

(RIMPEACE編集部)


11日に入港したビクトリアス(左)と、10日に入港したロイヤル。船体の汚れ方に大差がある(1月11日 撮影)


音響測定艦インペッカブルはGバースからEバースに移動した。大型船の入港に備えての動きかもしれない。(1月11日 撮影)

'2006-1-11|HOME|