米国帰りの陸自ホーク部隊の装備、ノースドックに到着


横浜ノースドックに接岸したバージの上には対空ミサイル・ホークの発射装置。
奥のミサイル用のコンテナにはEMPTYの文字が。(2月14日 撮影)


バージの上には、16個(4行4列)のラックが積まれていた(2月14日 撮影)

2月14日午前、陸自ホーク部隊の装備が満載のバージが横浜ノースドックの先端のバースに着いた。例年、9月から11月にかけて行われている陸自ホーク部隊実射演習で使用した装備が、訓練先の米国ニューメキシコ州マクレガー射場から戻ってきた。

おそらく貨物船で本牧、南本牧か大黒埠頭に着いたものを、いったんバージに載せてノースドックに回航し、この基地で入国手続を行うのだろう。
別のバージで到着したと思われる、大型のミサイル容器には白い文字で"EMPTY"と書かれていた。米国の射場で撃ち尽くしてきたのだろう。

車両には「327高」と「322高」の文字があった。長崎県大村市の第7高射特科群第327高射中隊と、青森県八戸市の第5高射特科群第322高射中隊から持っていった装備だ。全国から17個の中隊が渡米して訓練を行った際に、使いまわした装備なのだろう。

ノースドックのFバース付近や、司令部前の駐車場には、装備の輸送のためにやってきた陸自のトラックと隊員が待機していた。

(RIMPEACE編集部)



埠頭のあちこちに、自衛隊の車両や隊員の姿があった。(2月14日 撮影)


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