コンコルド、短期の滞在でノースドック出港


横須賀基地の沖、浦賀水道を南下する戦闘補給艦コンコルド。横須賀基地には寄港しなかった(2月14日 撮影)

めったに来ないが、ノースドックに入港すれば長っ尻だったコンコルドが、5日目に出港した。横須賀には寄らなかったから、燃料の補給もしていない。
コンコルドは14日の14時までは、ノースドックのEバースにいた。おそらく14時半ころ岸壁を離れて浦賀水道航路に向かったと思われる。横須賀沖通過は15時過ぎだった。

横浜でも補給の動きは見られなかったから、スケジュール調整のための一時入港だった可能性が大きい。今日本近海にいる「大物」はブルーリッジで、そのほか横須賀の戦闘艦がだいぶ出ているので、それらへの洋上補給を行うタイミングを待っていたのかもしれない。

10日昼までノースドックにいた音響測定艦ビクトリアスは姿を消し、その場所に陸自のホーク部隊の装備をつんだバージが接岸していた。代わりに、8日に出港したばかりなのに戻ってきた音響測定艦ロイヤルが停泊中だ。

(RIMPEACE編集部)


コンコルドに「練習」で取り付く2隻のタグ。タグは一度引き揚げたがやはり出港の前触れだった。(2月14日 撮影)


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