横浜ノースドック備蓄の陸軍舟艇

クレーンバージが備蓄場所で「お仕事」


クレーンバージのアームが陸地側に向きを変えて、吊り下げ作業中(06.3.28 撮影)

点検修理を終えたばかりのクレーンバージが、3月28日に備蓄場所のノースドックの定位置で「仕事」をしていた。
いつもならバースと平行に固定されているアームが、90度陸上方向に向かっていた。115トンを吊り下げる大きなフックと、それよりも小さなフックを交互に、LCMの備蓄場所の裏側に下ろしていた。

この場所には昨年から小さな建物が建築中で、やっと外装が完成した段階だ。建てられた場所から見て、陸軍舟艇の保管・管理に関係する建物ではないか、と思われる。
アームの届く範囲に備蓄されているクレーンバージが、修理が終わった後の実働試験を兼ねて、建物の周囲にタンクなどを設置する仕事についていたのではないだろうか。

この作業は28日の午前中で終了し、クレーンバージはもとの姿勢に戻った。

(RIMPEACE編集部)


陸上備蓄の中型揚陸艇の後に新築の建物ほぼ完成。周囲に重量物を配置するクレーンバージ(06.3.28 撮影)


'2006-3-29|HOME|