フォースプロバイダー第三陣、ノースドックに陸揚げ


横浜ノースドックの埠頭に並ぶフォースプロバイダーのコンテナと、運搬艦グリーン・レイク


グリーン・レイクからフォースプロバイダーのコンテナが、トレーラーで下ろされる


最初に下ろされたコンテナは運搬艦から遠いところに置かれている。開いた空間にさらにコンテナが下ろされるのだろう

横浜ノースドックに7月20日朝、米西海岸の港ポート・ヒューニーミから自動車運搬艦グリーン・レイクが到着した。
後部のブリッジからフォースプロバイダー(コンテナに詰められたベースキャンプセット)のコンテナがトレーラーで埠頭に下ろされた。

正午までに下ろされたコンテナは30個前後だが、まだスペースを空けた形で並べられている。午後からも、多数のコンテナが下ろされると思われる。

05年3月と5月に新品のフォースプロバイダーセットが2ユニットずつ(計4ユニット)、同様に運ばれて来た。そして相模補給廠に運ばれ保管されている。
以前6ユニット保管していたのをアフガンに全部送ったため、補給廠でのフォースプロバイダー備蓄はゼロとなっていたが、昨年前半にその3分の2が補充されたことになる。

今回運ばれて来たのが1ユニットなのか2ユニットなのか、20日正午の段階では不明だが、21日以降に明らかになるはずだ。
なお、今回運んできたグリーン・レイクは、前2回の運搬艦グリーン・ポイントと同じセントラル・ガルフ・ライン社の自動車輸送船で、戦時には米軍に優先的に使用される船だ(MSP契約船)。

(RIMPEACE編集部)(写真は全て06.7.20 撮影)


20日のノースドック。手前からグリーン・レイク、音響測定艦インペッカブル、ソナー・ケーブル巻きとり装置
を載せたバージ、高速輸送艦ウェストパック・エクスプレス。19日までは音響測定艦ビクトリアスもいた。


MSP契約船の一覧表

'2006-7-20|HOME|