音響測定艦3隻が集まったノースドック


手前が音響測定艦ビクトリアス、奥は高速輸送艦ウェストパック・エクスプレス


左はコリー・ショウエスト、右はエフェクティブ。ともに音響測定艦だ(06.9.29 撮影)

9月29日の横浜ノースドックには、岩国から戻ってきた高速輸送艦ウェストパック・エクスプレスのほかに、グレーで双胴の音響測定艦2隻とコリー・ショウエストが並んでいた。

音響測定艦ビクトリアスは、9月21日に入港、その後短い出港の後ノースドックに戻ってきた。
低周波アクティブ(LFA)ソナーを装備しているコリー・ショウエストは、9月初めにドックから戻ってきたあとは動いていない。
エフェクティブは9月初めに出港して、1ヵ月足らずで戻ってきた。

グレーの双胴音響測定艦は、通常2ヶ月ほどでノースドックに戻ってくることが多い。その意味ではインペッカブルがそろそろ姿を現すころで、エフェクティブはずいぶん早く横浜に戻ってきたことになる。
さらに「異常」なのが、もう1隻の音響測定艦ロイヤルの動きだ。5月1日に横浜ノースドックを出た後、5ヶ月間戻ってきていない。その間、沖縄・ホワイトビーチに6月下旬に短期間寄港しているが、その他の消息はない。

ロイヤルが大規模な修理を行っているのか、それとも新装備の導入が前倒しで行われるのか。ロイヤルが横浜ノースドックに戻った後で、音響測定艦の出港・寄港のパターンに変化が生じるかどうかで、ある程度の見当はつくのではないだろうか。

(RIMPEACE編集部)


入港したばかりのエフェクティブの艦尾から、SURTASSのケーブル(パッシブソナー)を巻き取る準備が進行中だ
(06.9.29 撮影)


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