陸軍舟艇、また民間ドックで修理へ


鶴見大橋の近くの横浜工作所の岸壁につながれている陸軍大型揚陸艇(06.10.20 撮影)


最近までノースドックのバースににつながれていた同揚陸艇(2隻並んだうちの手前)(06.10.11 撮影)

横浜ノースドックに備蓄されている陸軍上陸用舟艇のうち、大型揚陸艇(LCU)は10隻いる。そのうちの3隻が04年8月以降に民間ドックなどで修理をされてきた。

このたび、4隻目のLCU(LCU-2010)がいつもの民間ドックに移った。鶴見大橋西詰にある横浜工作所の前の運河に、ノースドックから運ばれた。
このLCUは、ノースドックに最初に陸軍上陸用舟艇が運ばれて来たときに来たものだ。02年8月に貨物船ストロング・バージニアンが運んできたLCU4隻のうちの1隻だ。
今後、このときの4隻が順次民間業者にドック入りすることが考えられる。3年ごとの大きな修理計画と予算との兼ね合いから、今ごろになって、4隻目のLCUの修理が始まったのではないだろうか。

同じ時期に、小型タグ1隻もノースドックの係留バースから姿を消した。これからしばらく、ノースドックに備蓄してある各種舟艇の修理の動きが重なってくるのではないか。

(RIMPEACE編集部)

今回の動きも、読者からの通報で判明したことを、感謝したい。


10月18日(左)までは停泊していた小型タグも20日にはいなくなった(右)

'2006-10-20|HOME|