今度はエフェクティブが戻ってきた横浜ノースドック


赤灯台からノースドックに近づくエフェクティブ(T‐AGOS 21)


エフェクティブ(右)の入港で、ビクトリアス(左)とインペッカブル(中)と合わせて3隻が揃った。(06.11.10 撮影)

11月10日9時半、音響測定艦エフェクティブが横浜ノースドックに寄港した。キティーホークが横須賀を出港したのと同じ10月17日にノースドックを出港しているので、通常のインターバルよりずいぶん早い寄港となった。
2日前にはインペッカブルも寄港している。2隻続いて、しかも日米合同演習が始まる時期に戻ってきたのはなぜだろうか。

今回の海の日米合同演習のメインテーマの一つは対潜戦闘(ASW)だ。米原潜も2隻参加している。
この2隻の原潜は11月1日と2日にそれぞれ沖縄・ホワイトビーチに短時間寄港している。演習が始まる前に、演習中の自艦の動きのシナリオを確認する意味があったのだろう。
その前後に、これらの原潜は音響測定艦と「かくれんぼ・鬼ごっこ」の演習をしていた可能性がある。演習開始前に原潜の位置を音響測定艦が把握して、それを艦隊に通告してから演習海域を離れて横浜ノースドックに戻ってきたのではないだろうか。

原潜探知訓練で得られたデータを解析するために、インペッカブルとエフェクティブの2隻の音響測定艦は横浜ノースドックに戻ってきたと思われる。

(RIMPEACE編集部)


'2006-11-11|HOME|