タンカー・モントーク各地に出没、そして横浜にも


音響測定艦3隻とともに横浜ノースドックに停泊中のモントーク(06.11.24 撮影)


ホワイトビーチの陸軍桟橋に到着したばかりのモントーク(06.11.18 撮影)

横浜ノースドックのバース工事のためか、3隻が一直線に並んだ音響測定艦の前に、5000トンクラスの中型タンカー・モントークが停泊している。

モントークがノースドックに入港したのは、最近では06年2月5日、そして05年12月19日だ。この2回とも、寄港後に横須賀に回った。横須賀基地・吾妻島の燃料バースの空き待ちだった可能性が強い。
モントークは、在日米軍基地・在韓米軍基地のハブとなる燃料基地(横須賀、佐世保、沖縄など)とそれ以外の基地との間の燃料輸送にも使われる。典型的な例が、横須賀から八戸への燃料輸送だ。八戸からは陸路で三沢基地に運ばれる。昨年12月にノースドックに入港したときは、八戸からの戻りだった。

また、ハブとなる在日米軍基地の中ではこの半年間で、佐世保への寄港回数が一番多く、横須賀がそれに次いでいる。
米海上輸送軍(MSC)に長期間チャーターされているモントークは、高速輸送艦ウェストパック・エクスプレスと並んで各地に出没することが多い。

(RIMPEACE編集部)


佐世保には1週間滞在して、湾内の貯油所の間で燃料を移動していたモントーク(06.11.15 撮影)


天願桟橋の沖にある「陸軍貯油施設への送油ポイント」で作業中のモントーク(06.9.30 撮影)


'2006-11-25|HOME|