戦闘補給艦サンノゼ、ノースドック出入り繰り返す


左からタンカー・モントーク、サンノゼ、音響測定艦エフェクティブ(06.12.5 13:00 撮影)


前日サンノゼが停泊していたEバースは空になっていた(06.12.6 14:00 撮影)


再度3隻が揃った横浜ノースドック(06.12.8 11:00 撮影)

横浜ノースドックに戦闘補給艦サンノゼが入港中だ。戦闘補給艦の入港は4月18日に同型のコンコルドが出港して以来だから、半年ぶりだ。

サンノゼは11月に2回佐世保に寄港している。この時は、日米合同演習ANNUALEX 18Gに参加した空母艦隊への補給を担当していたと思われる。そのキティーホークは数日中に横須賀に戻ると見られ、すでに艦載機は大部分が7日に厚木に戻ってきた。戦闘補給艦が艦隊についている必要がなくなり、ノースドックに入港したのではないか。

サンノゼはノースドックから11月6日に一度姿を消して、またすぐ戻ってきたが、横須賀に立ち寄った形跡もない。5日昼の時点で補給物資の積みこみなどは行われていない。空母への補給のためではなく、ノースドックに長居する前の短期の航海だった可能性が強い。

前回のコンコルドのノースドック寄港は23日間、またサンノゼがほぼ1年前にノースドックに寄港した際も寄港日数は26日だった。戦闘補給艦がノースドックに入港すると長居する傾向にある。
補給基地ではなく、任務と任務の間の長期休暇のための停泊地というのも、ノースドックの役割の一つだった。
MSCの極東を統括する司令部がノースドックからシンガポールに移動しても、この補給艦の寄港パターンには変化はないのだろうか。

(RIMPEACE編集部)


'2006-12-8|HOME|