ミサイル観測艦、またノースドックに入港


大型艦2隻を含む4隻が同時に停泊している横浜ノースドック。右端が入港直後のオブザベーション・アイランド


Hバースに入港したオブザベーション・アイランド。手前の小舟はオイルフェンス設置の最中(06.12.29 撮影)

ミサイル観測艦オブザベーション・アイランドが12月29日に横浜ノースドックに入港した。12月8日の入港に続き、今月2回目の入港だ。

MSC所属の船だが、MSC極東司令部がシンガポールに移動・再編されてからも、ノースドックへの入港を繰り返している。これまでも、年に数回寄港していたが、司令部の移動後も入港回数に変化がないとすると、これは司令部の有無に関係無いことになろう。

横須賀が混んでいても、ノースドックは比較的すいていることが多い。米軍はノースドックを、MSC所属の大型艦船の長期寄港が出来る基地と位置付けているようだ。同時期に寄港している戦闘補給艦のサンノゼも、ノースドックを同じ位置付けのもとに使用していると考えられる。

(RIMPEACE編集部)


Xバンドレーダーの巨大パラボラアンテナ(コブラジェミニ)は貨物などの積み下ろしの際には横を向く。
煙突の右の2つのレドームは、10月28日に佐世保に入港した際に新設が確認された(06.12.29 撮影)


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