ノースドックに中型タンカー2隻停泊中


ノースドックに初入港した,米軍チャーターのタンカー・トランスパシフィック


ノースドックに停泊中の左からモントーク、サンノゼ、トランスパシフィック(07.1.5 撮影)

昨年12月から、横須賀基地・吾妻島の燃料積み出し埠頭に中型タンカー・トランスパシフィックが入港するようになった。ほぼ同じ大きさの中型タンカー・モントークは、横浜ノースドックのDバースに11月22日に入港したまま動かなくなった。

モントークは、「海外の小さな米軍基地をサポートするために、MSCが長期契約をしている」タンカーだ(NAVAL INSTITUTE PRESS 、米海軍の艦船と航空機より)
三沢基地で消費する燃料を横須賀で積みこみ、八戸港まで運ぶというような動きをしている。在日米軍が使っている港にはたいてい現れる船だ。
MSCとの契約は05年10月に最後の17ヵ月契約を交わしているはずだから、今年の3月までは「現役」なのだろう。「引退前の休暇」をノースドックでとっている形だ。

今モントークが停泊しているDバースとCバースは、長期停泊用といってもいい。佐世保から曳かれてきた大型バージYR−95が、横須賀に運ばれるまで6ヵ月近くCバースにつながれていた。1984年ころには、ガソリンタンカーのアラトナ、シャタフーチーの2隻が1年以上停泊していた。
モントークは今後どんな動きをするのだろうか。

(RIMPEACE編集部)


横須賀基地・吾妻島燃料バースに停泊するトランスパシフィック。横須賀への初入港だったようだ(06.12.5 撮影)


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