横浜ノースドックに陸自ホーク部隊の車両陸揚げ



横浜ノースドックの埠頭に並ぶ陸自ホーク部隊の装備

昨年より1ヵ月遅れで、米国でホーク実射訓練を行った際の装備が横浜ノースドックに戻ってきた。昨年は別の埠頭で下ろして、バージに載せられてノースドックに陸揚げされたが、今回は船から直接ノースドックの埠頭に下ろされたようだ。

米本土から運んできたのはアメリカン/ストロング。1隻の貨物船に見えるが、アメリカンというバージとストロングというタグが一体化したものだ。
3月17日にノースドックに入港し、翌18日朝出港して那覇軍港に向かった。

アメリカン/ストロングは昨年9月末に那覇軍港に入港して、パトリオット関連装備を下ろした船だ。今回、積荷にPAC3などパトリオット関連の装備は含まれてはいなかったが、軍関係の輸送に相変わらず係っている。

20日には、引き取りに来た陸上自衛隊の車両が約30両くらいノースドックの敷地内に並んでいた。通関手続などが終わった21日に、トラックに積みこんだり牽引する準備を始めた。
車両の所属部隊で確認できたのは、第321高射中隊。八戸市の陸自東北方面隊第5特科群に属するホーク部隊だ。昨年来た部隊の「お隣さん」の部隊だ。昨年の例から、他の方面隊所属部隊も1つ来ていたものと思われるが、確認は出来なかった。

ノースドックにやたらと自衛隊の装備が目立った日だった。好天・春分の日で、観光船には家族連れなどがたくさん乗り合わせたが、軍の車が多いと話している人もいた。

(RIMPEACE編集部)(写真は全て3月21日撮影)

[参考]
米国帰りの陸自ホーク部隊の装備、ノースドックに到着(06.2.14)


トラックに321高の文字。第5特科群(八戸)第321高射中隊の車両だ


'2007-3-23|HOME|