横浜・那覇に音響測定艦の寄港集中


横浜ノースドックに寄港中の音響測定艦インペッカブルとビクトリアス(3月2日撮影)


ビクトリアスと交代するようにノースドックに寄港した音響測定艦エフェクティブ(3月7日撮影)

約半月、音響測定艦の姿が見えなくなっていた横浜ノースドックに、ビクトリアスとインペッカブルが相次いで戻ってきたのは2月半ばのことだった。
3月6日にビクトリアスが出港、それと交代でエフェクティブが入港した。先の2隻と比べてノースドック寄港のインターバルは3週間以上短い。

3月上旬に横浜ノースドックで上記3隻の音響測定艦の寄港がクロスしたが、同じ時期に那覇軍港に残り2隻の音響測定艦の寄港が相次いだ。とくにコリー・ショウエストは横浜ノースドックを1月16日に出てから2〜4日間の那覇軍港寄港を2ヶ月足らずで4回繰り返している。きわめて異常なパターンだ。
また、1月30日に横浜ノースドックを出たロイヤルは3月7日に那覇軍港にいるのが確認された。

横浜ノースドックが音響測定艦の実質的な母港となっているが、航海中には那覇軍港に立ち寄ることが、ほぼ全艦について言える。音響測定艦の哨戒海域が沖縄に近いことを示しているが、それにしてもコリー・ショウエストのこの2ヵ月の那覇集中寄港には、通常の沖縄近海の哨戒とは違う意味が含まれていると思われる。

(RIMPEACE編集部)


短いインターバルで那覇軍港に寄港を繰り返しているコリー・ショウエスト(3月5日撮影)


横浜ノースドック出港後、約5週間で那覇軍港に姿を現した音響測定艦ロイヤル。後方は測量艦サムナー(3月7日撮影)


'2007-3-8|HOME|