横浜ノースドックに新鋭調査船が寄港


入港直後に給油を受けるシーベンチャー。1万トン近い大型の調査船だ


船体の色はコリー・ショウエストなどの黄色を主体にしたものとは違うが、Edison Chouest Offshore のマークは同じだ (07.5.14 撮影)

先週末まで音響測定艦ロイヤルが停泊していた横浜ノースドックのEバースに、5月14日、シーベンチャーという名前の 調査船が入港していた。船主は Edison Chouest Offshore(ECO)で、ノースロップ・グラマン 大洋・海軍システム部門にチャーター されている。
「ノースロップ・グラマンは、新しい、もしくは改良された材料、装備、システム、技術を海軍などに適用するための開発・試験に、 この船を使う」(ECOのニュースより)

ECOの子会社で、その所有する船の大半を作っている North American Shipbuilding の造船記録によれば、この シーベンチャーは、総トン数 9,926 トンで Research Vessel, ECOへの引渡しが2005年9月となっている。相当新しい調査船だ。 

米海軍の「息のかかった」研究所が運用している調査船で、最近よく横浜港に入港する海洋調査船メルビルは、山下埠頭に停泊することが 多い。 米軍専用埠頭のノースドックに入港したシーベンチャーは、軍に密着する度合いが高い使われ方をされる船、ということなのだろうか。

(RIMPEACE編集部)


横浜港山下埠頭に停泊中の海洋調査船メルビル。海洋調査船カラーなのか、シーベンチャーとそっくりの色だ(07.4.30 撮影)


'2007-5-14|HOME|