調査船、音響測定艦計3隻、ノースドックに集結


右手前からシーベンチャー、インペッカブル、クレーン・バージ、横向きがエフェクティブ


米軍の装備などを洋上でテストする新鋭調査船シーベンチャー  

6月25日の横浜ノースドック。新鋭調査船シーベンチャーと、音響測定艦インペッカブル、エフェクティブが 並んでいる。

シーベンチャーは、ノースロップ・グラマン 大洋・海軍システム部門にチャーターされている船で、 「新しい、もしくは改良された材料、装備、システム、技術を海軍などに適用するための開発・試験」に使われているとのことだ。
5月14日から15日にもノースドックに寄港している。日本近海でノースロップ・グラマン社がテストを行う対象はなんだろうか?

音響測定艦インペッカブルとエフェクティブは、5月から6月にかけて、ほぼ同時に那覇軍港やホワイトビーチに寄港している。 この期間に、沖縄近海で2隻が共同行動を取っていた可能性が強い。

MSCが運用する音響測定艦と測量艦(海洋調査船)は、前者が横浜ノースドックに、後者が佐世保に寄港することが多く、いわば 棲み分けが進んでいる。しかし、沖縄には両方とも寄港するのは、両者の活動する海域が沖縄に近いことを示している。
「新顔」の調査船シーベンチャーが、今後どんな寄港パターンとなるのか、気がかりではある。

(RIMPEACE編集部)(写真はすべて 2007.6.25 撮影)


入港したばかりの音響測定艦エフェクティブ。4月8日以来の入港だ


21日に入港した音響測定艦インペッカブル。3月12日以来の入港だ  


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