大型揚陸艇、ノースドックから民間ドックへ
鶴見大橋のたもとの横浜工作所前の運河に停泊するLCU2012 (07.8.8 撮影)
横浜ノースドックに保管されている陸軍上陸用舟艇の中で、ドック入りの動きがあった。10隻備蓄されているLCU(大型揚陸艇)
の1隻が、また鶴見大橋近くの横浜工作所に8月はじめに運ばれた。
艦番号2012のLCUは、2002年8月、第1回のノースドックへの陸軍上陸用舟艇の搬入時に運び込まれた4隻のLCUに含まれる。
06年10月中旬から07年3月中旬まで同じドックに入っていたLCU2010も同じだ。
搬入から6年たって、やっと5隻目のLCUにドック入りの順番が回ってくるのは、搬入時に設定されていたメンテナンス・サイクルが
大幅に遅れていることを示している。イラクやアフガンの戦争が泥沼化して米軍の戦費が膨大なものになっているなかで、メンテナンス
費用まで金が十分に回らない、ということなのではないか。
(RIMPEACE編集部)
いち早くLCU移動の情報を寄せられた読者に感謝します。
大型揚陸艇の番号12番と、艦名 "CHICKASAW BAYOU" (07.8.8 撮影)
'2007-8-9|HOME|