ドック前後の陸軍LCU2隻が並ぶ横浜工作所


横浜ノースドックから移動したLCU2022が工作所前の運河で待機する。
左後方に、ドック明け間近のLCU2012の上部がのぞく(07.10.28 撮影)


LCU2012の船体を包んでいた覆いが少しずつ外れていく。ノースドック帰還も近い(07.10.28 撮影)

10月28日、鶴見大橋西詰め横浜工作所前の大黒運河には、陸軍上陸用舟艇のひとつ、大型揚陸艇(LCU)が ドック入りを待っていた。その1週間ほど前に横浜ノースドックからいなくなったLCU2022(ハーパーズ・フェリー)だ。

横浜工作所には、8月初めにノースドックから来たLCU2012が、点検修理をほぼ終えて、ドック明けを控えている。ドック前後の 2隻のLCUが揃った形だ。

今、横浜ノースドックに備蓄されている陸軍上陸用舟艇セットに、LCUは10隻含まれている。そのうちの4隻が定係場所を離れて いる。ドック入りして3年に一度の点検・修理を受けるためだ。
これまで、ノースドックの外でのLCUの点検・修理は、鶴見大橋西詰めの横浜工作所と、追浜の住友重機械横須賀製作所の2つの 民間会社で行われてきた。今回の4隻のドック入りの動きからみて、LCUの大掛かりな点検修理は、この2箇所だけで行われる と考えていいだろう。

(RIMPEACE編集部)


ヨコスカ平和船団のヨットから見た、別の2隻のLCU。
マストにネットを張ったほうが2015番(07.10.28 撮影)


'2007-10-29|HOME|