ノースドック備蓄の陸軍舟艇、多数がドック入り


陸上保管の中型揚陸艇5隻が、ノースドックの外に出されている


4隻目の大型揚陸艇もいなくなり、ノースドックには現在6隻がバースに接岸・保管中だ(07.10.23 撮影)

横浜ノースドックに備蓄されている陸軍上陸用舟艇のうち、大型揚陸艇(LCU)と中型揚陸艇(LCM)が、修理点検のために 基地の外に集中的に出されている。

LCUは、これまでに3隻がドック入りして修理中だが、さらに20日過ぎに1隻がノースドックからいなくなった。全部揃えば10隻の LCUが並ぶノースドックのJ,K,Lバースには、現在6隻しかいない。
また、残っている6隻のうち、2隻でマストの修理工事が進行中だ。

陸上保管されているLCMは全部で9隻だが、18日から5隻が基地の外に出ている。これほど多くのLCMが、保管場所から動くのは 初めてのことだ。

3年に一度の大きな点検修理を延ばしてきたために、今になって一気に片付けるために多くの揚陸艇を外部のドックに移したのだろうか。 それとも、実際に使用する可能性が強くなってきたのだろうか?

新たに移動したLCU1隻と、LCM5隻の行き先はまだ不明だ。

(RIMPEACE編集部)


マストを工事中のLCUで、備品の積み替えが行われていた (07.10.26 撮影)

[読者からの情報]
新たにノースドックから出て行ったLCU(2022)は、横浜工作所の前に舫われているとのことです。情報提供に感謝します。


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