横積み平タグ1隻、NDに戻る
民間のクレーンバージで吊りあげられたSLWT(横積み平タグ)
吊りあげられて海面から離れたばかりのSLWT(08.1.9 撮影)
横浜ノースドックには、陸軍上陸用舟艇セットが備蓄されている。その中には5隻のSLWTが含まれているが、メンテナンスのためか1隻ずつ姿を消して、
昨年末には全くいなくなってしまった。
1月9日にそのうちの1隻が戻り、クレーン・バージで海上から元の保管場所であるAバースの埠頭上に戻された。メンテ直後で、どこにもさびや汚れは見えない。
SLWTが初めて減ったのは2006年10月下旬で、5隻から4隻になっていた。ほぼ1年後の2007年10月中旬に3隻になり、その後バタバタと移動されて年末にはゼロとなって
いた。2007年10月以降に運び出された4隻のSLWTの一部については、新会計年度に予算がついてメンテナンスが始まった、と見るのが妥当だろう。
年末までに運び出されたSLWTの中には、分解されてトラックで運ばれたものもあった。陸路を運ばれるケースがはたしてメンテなのか、それともスクラップなのかは
まだはっきりしないが、ここ数カ月のうちにメンテが終って戻ってくる隻数が、今後ノースドックで備蓄されるSLWTの隻数となろう。
(RIMPEACE編集部)
'2008-1-9|HOME|