横浜ノースドックに海洋調査船


白いほうが海洋調査船マリー・シールズ、左は音響測定艦コリー・ショウエスト


12週間ぶりに帰港した音響測定艦ビクトリアス (08年4月16日撮影)

音響測定艦が2,3ヶ月で戻ってくる横浜ノースドックには、ここ数年海洋調査船はほとんど寄港しなかった。昨年末 から1月1日までボーディッチが寄港していたのは、佐世保基地に停泊スペースが無かったからと推測された。
それだけ白い海洋調査船の寄港は珍しく、グレーの音響測定艦は横浜に寄港し、白い海洋調査船は佐世保に、と棲み分けが進んでいた。

12月に続き、4月半ばに今度は海洋調査船マリー・シールズがノースドックに寄港した。3月から短い出港を挟んでノースドックに とどまっている音響測定艦コリー・ショウエストと並んでいる。
もう一隻、音響測定艦ビクトリアスもマリー・シールズと同じ時期に入港している。ビクトリアスの場合は、沖縄の那覇軍港やホワイト ビーチに寄港してからの帰港だ。

音響測定艦の「主戦場」が中国に近い沖縄近海だということは、沖縄への音響測定艦の度重なる寄港から想像がつく。海洋調査船の場合、 これまで佐世保と沖縄への寄港が多かった。
佐世保・沖縄を軸とした海洋調査船の活動海域が少し変化するとなれば、横浜への海洋調査船の寄港がこれからも続くことになろう。

(RIMPEACE編集部)


'2008-4-16|HOME|