横浜ノースドックに音響測定艦3隻


24時間以上3隻の音響測定艦が停泊していた横浜ノースドック


タグボートの力を借りずにBバースから出港する音響測定艦ビクトリアス

4月20日に音響測定艦インペッカブルが、横浜ノースドックのFバースに入港した。停泊中のコリー・ショウエスト、 ビクトリアスとあわせて3隻の音響測定艦が揃った。
これも一時的な現象で、翌21日にはビクトリアスが出港して、ノースドックにはLFAソナー装備の2隻の音響測定艦が残っている。

インペッカブルは2月7日にノースドックを出港して以来、行方のわからなかった船だ。2月の時も入港期間は5日間だった。今回も 22日には出港するとみられ、以前のような数週間の寄港にはなりそうもない。どこか、日本以外の港を長期停泊の港にしていることが 考えられる。
21日には艦尾からリールを使って、ケーブル状パッシブソナーを交換していた。

21日に出港したビクトリアスは、約1週間の滞在だった。インペッカブルと同様に横浜ノースドックでソナーの交換は行うが、寄港期間 が短くなった。

滞在が長いのがコリー・ショウエストだ。この船はMSCの契約期限切れが近くなると契約が延長されるが、今回の長期停泊には契約更改 は関係しているのだろうか。

他の2隻の音響測定艦エフェクティブとロイヤルは、4月に入ってから那覇軍港やホワイトビーチに寄港しているのが確認されている。

(RIMPEACE編集部)(写真は4月21日撮影)


入港2日目の音響測定艦インペッカブルの横を通り過ぎるビクトリアス


'2008-4-21|HOME|