大型揚陸艇が9隻係留されているノースドックのJ,K,Lバース。
なお、左手前の船は音響測定艦で備蓄舟艇ではない、念のため。

横浜ノースドックに備蓄中の

陸軍上陸用舟艇セットの現状 − 2

横浜ノースドックに備蓄されている陸軍上陸用舟艇セットのうち、揚陸艇は大型のLCUと中型のLCMがある。LCUは全部で10隻、 LCMは9隻で、5年前の保守管理契約時と比べてLCMが1隻増えている。

LCUは1隻ノースドックの外でドック入りしていて、現在9隻がバースに係留されている。(トップ写真)


右から4隻が小型タグ(ST)、2隻が中型揚陸艇(LCM−MOD 2)、
7隻が同(LCM−MOD 1)、左端がガソリンバージ(BG)

大型揚陸艇(LCU)は沖合いの輸送船と埠頭の設備が無い海岸の間を、車両や榴弾砲など大型の車両等を積載して往復する。
ホワイトビーチで海軍の揚陸艦に海兵隊の車両を運ぶときなどにもLCUは使われる。
LCMは小型の資材や兵士の輸送などに使われる。


間近に見るノースドックの大型揚陸艇(金子ときお 撮影)

(RIMPEACE編集部)(撮影日は08.4.21)


'2008-5-5|HOME|