エフェクティブ、5ヵ月ぶりに横浜に戻る


ノースドックのBバースに入港した音響測定艦エフェクティブ


エフェクティブの後方には、パッシブ・ソナーの巻き取り用のリールがスタンバイ

音響測定艦エフェクティブが5ヵ月近いブランクのあと、横浜ノースドックに戻ってきた。
前回のノースドック寄港が1月7日から18日だから、6月6日までの留守期間は、ミッション継続可能な期間の90日を大きく超える。

この間沖縄の那覇軍港やホワイトビーチには2月中旬、3月中旬、4月上旬にそれぞれ短期間寄港している。ミッション海域が沖縄に 近いことは確かだ。
ただ、どこかで1週間以上の「長期休養」が必要だから、横浜以外の準母港的な港に入っていた可能性が高い。MSCの極東司令部が 横浜から移転・統合されたシンガポールあたりに入っていたのではないだろうか。

もう一隻ノースドックに停泊中の音響測定艦ロイヤルも、2月末にノースドックを出港して3ヶ月近く戻ってこなかった。
3ヶ月程度留守をして4月に戻ってきたビクトリアスも含めて、音響測定艦のノースドック寄港のインターバルは長くなってきている。

なお、5月にIHIから出てきて出入りを何度も繰り返し、もう一度IHIに入った末にやっとノースドックから出て行った 音響測定艦コリー・ショウエストは、3日に那覇軍港に現れた。同じ30日にノースドックを出たOPDS船ウィーラーも、 ファストテンポと一緒に那覇軍港に寄港中だ。

(RIMPEACE編集部)(写真はすべて 08.6.6 撮影)


もう1隻停泊中の音響測定艦はロイヤル


'2008-6-6|HOME|