調査船シーベンチャー、横浜NDに戻る
横浜ノースドックに停泊した海洋調査船シーベンチャー。給油中だ(08.7.16 撮影)
6月1日に横浜ノースドックを出て那覇軍港に向かい、5日に那覇を出港したエジソン・ショウエスト・オフショア社の持ち船、海洋調査船
シーベンチャーが7月16日に横浜ノースドックに寄港しているのが確認された。通常入港してすぐに行われる給油中だったから、入港日は
16日と見られる。
シーベンチャーはノースロップ・グラマンの海洋システム部門にチャーターされている船で、昨年5月に初めてノースドックに寄港、その後
1ヶ月半ほどのインターバルで2回寄港して、その後西海岸ポート・ヒューニーメに戻った。
今年は5月29日に入港したのが初めてだった。やはり約1ヵ月半の航海で戻ってきたことになる。
ノースロップ・グラマンの海洋システム部門では、たとえば、NAVY SEALSを脅威度の高い場所に送り込むための、小型潜水艇
の開発を行った。原子力艦船の推進システムのコントロールも、この部門の仕事の一つだ。
西海岸から極東海域にまで出かけてきてテストを繰り返すのは、ソナーの反射の仕方など何かローカルなデータを艦載兵器や探知装置に
反映させるのが目的だと思われるが、具体的な作業内容は不明だ。
昨年と同じ航海パターンなら、もう一度9月初めに寄港したあと米本国に戻るのだが。
(RIMPEACE編集部)
'2008-7-17|HOME|