音響測定艦インペッカブル、横浜に戻る 



3ヶ月ぶりに横浜ノースドックに戻ってきたインペッカブル(08.8.8 撮影)

8月8日昼前、音響測定艦インペッカブル(T-AGOS 23)が横浜ノースドックに入港した。5月10日に出港して以来ほぼ3ヶ月ぶりの寄港 だ。

インペッカブルは5月の出港後1ヶ月以内に2回、那覇軍港に寄港している。ノースドックに短い出港を挟んで20日間滞在していたにも かかわらず、すぐに沖縄に寄った。
インペッカブルはこの20日間の横浜寄港の最中に、プロペラシャフト周りに生じたクラックを修理していたと見られる。4月最初の 入港の直後の4月14日を締め切りとするこの問題解決のための「提案募集」がFBOから出されている。

修理完了後に哨戒海域の沖縄近海にでかけ、修理箇所のチェックのために2度、那覇軍港に寄港したと推定される。
その後2ヶ月近く海上にいて、ホワイトビーチに2日間寄港したあと、横浜に戻ってきた。

インペッカブルの寄港にあわせるように、5月初めにノースドックに寄港した音響測定艦ロイヤル(T-AGOS 22)が短期間の在港の後に 出港した。8日にノースドックにグレーの音響測定艦が2隻並ぶことはなかった。
ロイヤルは2ヶ月前にノースドックを出港し、寄港直前に那覇軍港、ホワイトビーチに寄っている。この時期に那覇軍港やホワイトビーチ に音響測定艦が交互に現れている。沖縄海域で、音響測定艦のソナーを働かせる必要のある潜水艦の動きがあったのではないか。

(RIMPEACE編集部)


ケーブル状のパッシブソナーを交換した後、長居せずに出港していったロイヤル(08.8.6 撮影)


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