ノースドック備蓄の陸軍舟艇、メンテ再開


旧称住友追浜造船所の岸壁につながれた陸軍大型揚陸艇LCU2020

ノースドックのJ,K,Lバースに10隻備蓄されているLCUがメンテのためにノースドックの外に出ることは、08年8月初めから09年 の年明けまで無かった。
1月13日ころ、このうちの1隻がドック入りのために横須賀基地近くの住友重機械横須賀製作所(旧称追浜造船所)に移動した。
移動したのは、ノースドックの先端につながれていたLCU2020だ。このLCUは2008米会計年度にドック入りするスケジュールがたてら れていた。この修理スケジュールが1年以上先送りになっているようだ。

また、中型揚陸艇LCMも一隻、しばらくAバースの裏手のバースに繋がれていたが、LCUより2日ほど遅れてノースドックから姿を消 した。LCU2020と同じ会計年度にドック入りが予定されていたLCM8600と見られる。
LCMのほうは横須賀近辺には姿を見せないから、別の会社のドックに入っていると推定される。

このほか、ドック入りではないが、08年に本国から自力で航走してきた大型タグLT801が、テスト走行なのか、初めて横浜港を出て川崎方 面に向け北上した。このLTはその日の午後にはノースドックのAバースに戻ってきた。

(RIMPEACE編集部)(写真は 09.1.16 撮影)


横浜港を出て川崎方面に向けて東京湾を北上する大型タグLT801


2009-1-17|HOME|