横浜NDに軍用車両持ち込み


横浜ノースドックの埠頭でトラックから降ろされるハンビー。右は自走して倉庫に向かうハンビー

2月2日午前、横浜ノースドックの車両積み下ろし台のところで、5台の民間トラックから濃緑色系の迷彩塗装を施されたハンビーが 降ろされた。降ろされたハンビーは自走して、ノースドックの先端に一番近い倉庫に向かった。

積んできたトラックのうちリーダー格の1台には「日本貨物急送」の文字が書かれていた。空荷になった5台のトラックは「日本貨物 急送」のトラックを先頭にまとまって出て行った。もう一回軍用車両を運び込む態勢だ。

沖縄海兵隊が演習に使用した車両ならば、もっと多数が一気に運び込まれる。最近キャンプ富士などで数十両単位の車両を移動させる 演習はないし、そもそもウェストパック・エクスプレスがノースドックを離れた直後に搬入するわけも無い。
午前、午後の2回、5台のトラックでピストン輸送を何日も続けるのは、相模補給廠とノースドック間の物資の移動のさいに よくある輸送パターンだ。補給廠の戦時備蓄車両の交換の動き、というのが一番可能性が高いと言える。

(RIMPEACE編集部)(写真はすべて 09.2.2 撮影)


軍用車を運搬してきたトラックは、5台まとまって出て行った。手前は停泊中の音響測定艦


2009-2-3|HOME|